蓄電池を家庭用で使うなら固定式とポータブル式どちらがおすすめ?

ニュース関係者

2023/09/18 14:51

フォロー

最近、災害や停電に備えて、自宅に蓄電池を設置する人が増えています。

蓄電池とは、一時的に電気を貯めておき、必要に応じて電気を使用できる装置のことで、停電などにより電力会社からの供給が途絶えたときに自家消費することができます。

蓄電池には固定式とポータブル式の2種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

家庭用で使うなら、どちらがおすすめなのでしょうか?

この記事では、固定式蓄電池とポータブル式蓄電池の違いと特徴を比較し、おすすめの製品も紹介します。

 

固定式蓄電池のメリット

固定式蓄電池とは、住宅の屋外や屋内に設置するタイプの蓄電池です。

一般的には、太陽光発電システムと連携して使用されます。

固定式蓄電池のメリットは、おもに次の3つがあります。

 

容量が大きい

固定式蓄電池は、ポータブル式よりも容量が大きく、一度に多くの電力を貯めることができます。

多くの家庭用蓄電池は、4~10kWhの容量を持ち、一般家庭の1日分から数日分の電力消費量をカバーできます。

容量が大きいということは、長時間の停電にも対応できるので、大きな災害に見舞われたときなどは特に重宝します。

 

補助金を受給できる

固定式蓄電池は、設置する際に国や自治体から補助金を受給できます。

補助金は、設置費用の一部を補填してくれるもので、補助金額や条件は地域によって異なります。

例えば、東京都では2023年度に設置した場合、条件によりますが最大約120万円まで補助されます。

 

電力系統の安定に貢献できる

固定式蓄電池は、自宅で使用できるだけでなく、地域全体の電力系統の安定にも貢献できます。

電力会社と連携して、電力の需要と供給のバランスを調整する役目の一部を担うことができるからです。

例えば、ピーク時には電力会社からの需要に応じて、蓄電池から電力を放出することで、電力不足を防げます。

逆に、オフピーク時には、電力会社から安い電力を購入して、蓄電池に充電することで、電気代を節約することもできます。

 

ポータブル式蓄電池のメリット

ポータブル式蓄電池とは、持ち運びができるタイプの蓄電池です。

一般的には、ACコンセントやソーラーパネルなどで充電できます。

ポータブル式蓄電池には、おもに次の3つのメリットがあります。

 

外出先でも充電できる

ポータブル式蓄電池は、ソーラーパネルを使って自宅だけでなく外出先でも充電できます。

また、シガーソケットを使用すれば、車から充電することも可能です。

外出先でも充電できることによって、災害時の避難所でも電気を使用できたり、キャンプなどのアウトドアでも重宝します。

太陽光さえあれば、どこでも充電できるので、電源のない場所でも電気を使用できます。

 

初期費用が安い

ポータブル式蓄電池は、固定式よりもはるかに初期費用が安いです。

固定式の蓄電池は、約100~300万円ほどかかるのに対し、ポータブル式蓄電池は10万円以下から購入できます。

また、ポータブル式蓄電池は設置工事が必要ないうえに、保守点検などの費用もほとんどかかりません。

初期費用を抑えたい場合には、ポータブル式蓄電池がおすすめです。

 

充電方法が多い

ポータブル式蓄電池は、ACコンセントだけでなく、ソーラーパネルやシガーソケットからも充電できます。

充電方法が多いことにより、さまざまな環境やシーンに対応できます。

例えば、ソーラーパネルを使えば、自然エネルギーを利用して無料で充電できるうえに、CO2を発生しないため環境に優しい充電ができます。

悪天候時や夜間には、ACコンセントやシガーソケットから充電するとよいでしょう。

 

蓄電池家庭用おすすめ

固定式は、容量が大きくて補助金が受けられますが、ライフスタイルによっては容量を持て余してしまう可能性もあります。

ポータブル式は、持ち運びができて初期費用が安いので、さまざまなライフスタイルに合わせられます。

ここでは、ポータブル式の蓄電池の中から、おすすめの製品を3つ紹介します。

 

Jackery Solar Generator 2000 Plus

「Jackery Solar Generator 2000 Plus」は、最新型のリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載したポータブル電源にソーラーパネルをセットにしたポータブル式蓄電池です。

蓄電池にとって最も重要な容量は2042Whで、定格出力は3000Wもあり、一般家庭であれば同時に複数の家電製品を稼働させられるスペックです。

200Wのソーラーパネルを最大6枚まで接続できるので、太陽光発電機としても優れています。

サイクル回数4000回という超長寿命が自慢のモデルです。

Jackery Solar Generator 2000 Plusの製品公式ページ:
https://www.jackery.jp/products/solar-generator-2000-plus

 

Jackery Solar Generator 1000 Plus

「Jackery Solar Generator 1000 Plus」は、「Jackery Solar Generator 2000 Plus」と同じく最新型のリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載しています。

容量が1264Wh、定格出力が2000Wという高スペックを備えており、一般家庭においては停電時の非常用電源として十分な能力を持ちます。

蓄電池として、節電を目的に日常使用することもでき、例えば200Wのソーラーパネルを最大4枚まで接続して無料で蓄電することが可能です。

充電時間が非常に速く、ACコンセントを使用すれば最速1.7時間でフル充電できます。

Jackery Solar Generator 1000 Plusの製品公式ページ:
https://www.jackery.jp/products/solar-generator-1000-plus

 

Jackery Solar Generator 3000 Pro

「Jackery Solar Generator 3000 Pro」は、Jackery製品の中で最も大きな容量を持つポータブル式蓄電池です。

その容量は3024Whと圧倒的で、定格出力3000Wとの組み合わせにより、一般家庭において稼働できない家電製品はほぼありません。

容量の大きさにより節電効果は非常に大きく、200Wのソーラーパネルを最大6枚まで接続して無料で蓄電できます。

夜間電力の安いプランならば、夜間のうちにACコンセントから充電して、昼間に蓄電池から電気を使用する方法も、この大容量が十分に活かされるでしょう。

Jackery Solar Generator 3000 Proの製品公式ページ:
https://www.jackery.jp/products/solar-generator-3000pro

 

まとめ

固定式蓄電池は、容量が大きくて補助金が受けられるので、長期的に見ればメリットはあるでしょう。

しかしポータブル式は、持ち運びができて初期費用が安いので、ライフスタイルに合わせて柔軟な運用が可能です。

どちらが自分のニーズに合っているかをよく考えて選ぶとよいでしょう。

ポータブル式蓄電池の購入をお考えの方は、この機会にぜひJackery(ジャクリ)のポータブル式蓄電池をご検討下さい。

Jackery(ジャクリ)公式サイト: https://www.jackery.jp/

ページを報告する

コピーしました

コピーしました